• 竹村太佑

実用化されるAI


コンピューターと云えば誰でもパソコン(パーソナルコンピューター)を思い浮かべる21世紀。TVCM(Apple)では、

 母「コンピューターで何してるの?」

 娘「コンピューターって何?」

なんてのがあって、娘がいじってるのはキーボード付けた iPad Pro 。

スマホが当たり前の平成生まれ。パソコンのキーボードよりもスマホのフリック入力が得意。パソコンの文章入力もスマホを連携させてフリック入力、なんてソフトもある。さらに馴れた人だと、文章入力を音声で。

使っているのは電話であり、パソコンなのですが、キーボードでコマンドを入力からマウスで操作ボタンをクリック、画面をタッチと、操作がより人間的になってきた機械とヒトの境界「マンマシンインターフェース」。

「宇宙大作戦」(スタートレック)で胸のコミュニケーターをポンッと押し、「コンピューター」と船内システムに質問したり命令したり。これがスマホに「ヘイ、シリ」「オッケー、グーグル」で実現の21世紀。パーソナルアシスタントは「日常言語を理解」してコマンド入力に変換してくれる、便利な「マンマシンインターフェース」。音声認識は20世紀からありましたが、発音やパターンを学習して認識率を向上させる「音声認識AI」が登場したことで、暮らしや仕事でシステム(コンピューターと通信ネットワーク)を使うことが簡単になり、自動化もできるように。

自動運転がいよいよ可能になる2020年。「ヘイ、メルセデス、暑いわ」と云えば、エアコンを調整してくれる。これも車は従来と変わらず、パネル操作が「音声認識AI」により言葉だけで行えるようになったもの。コンピューターがAIになったわけではなく、AI技術がいたるところに使われだした21世紀。

では、AIとは何なのか。

人間の使う自然言語を理解したり、論理的な推論を行ったり、経験から学習したりするソフトウェア(プログラムシステム)により「ヒトの知的動作の一部をソフトウェアによって人工的に再現したもの」であり、個別領域に特化した知能システム(AGI、Artificial General Intelligence)をAIと総称するのが一般的。チェスや自動運転、医療診断などがこれにあたる。

これに対して「異なる領域の多様で複雑な問題を解決」する汎用的な人工知能(GAI、Growing Artificial Intelligence)があり、まさに成長する人工知能で、SFに登場するヒューマノイドに搭載されるような人工知能。

事務の計算作業を、ソロバンから電卓になったことで簡単(単純化)になり、コンピューターで自動化(効率化、省力化)でき、そして将来はAI(自動化)でヒトがいらなくなる。これを自動運転のレベルで見れば、

  Lv.0 ヒトがすべて操作する

  Lv.1 システムが加減速か操舵の何れかをサポートする

  Lv.2 システムが加減速・操舵をサポートする

  Lv.3 特定の場所(高速道路等)でシステムが全て運用し、緊急時はドライバーが運用

  Lv.4 特定の場所(高速道路等)でシステムが全て運用

  Lv.5 システムが全て運用

で、技術的にLv.3に到達(販売開始)し、ここから先が自動運転。Lv.5ではヒトによる操作系が不要になるため、車のインテリアも全く変わってしまう。

さて、AI化されたオフィス、想像できるでしょうか?

竹村太佑(経営・情報戦略アドバイザー) http://prof.kobe-city.jp/

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